そんな、具合に、なんだか、間違った方向に、目覚めた僕でしたが、高校三年になると、ある友人から、「でじキャラット」なるものを教わります。そして僕はまた覚醒しました。そうか、漫画は、女の子を書かないと意味がないんだあああああああ。と、

そんなわけで、急激にロリコン化した僕は、一気にオタクな道に突入したりします。それからというもの、それこそ毎日、女の子ばかり描くようになります。これは思春期の男の子なら普通のことでした。

それと同時に、それまで殆ど活字を読まなかった僕でしたが、その頃からいろいろ読むようになり、(ぶっちゃけ、オタクになったおかげでライトのベルを読むようになった)やはり漫画にはちゃんとした、世界観とかストーリーとか無いと、つまらないんじゃないか?とか思うようになり、本格的に長編とか描こうとか、思うようになりました。

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