REIDとは、二つ以上のハードディスクドライブ(HDD)を、PC上で、一つのHDDとして認識させて、データの読み書きの高速化や、安全性を得るためのためのシステムのことですが、REIDという言葉、どうも、MEID、つまり『メイドさん』に似ていると思っているのは、僕だけでは無い筈、だから試してみました。

 REID0(ゼロ)について、
 REID0は、データーをある一定の大きさに分断して、その分断されたデータの断片を二台のHDDに交互に書き込むことで転送速度を上げ、読み取るときも、その分断されたでーたを二台ののHDDから読み取り、結合させることで、速度を出しています。
 では、MEID0(ゼロ)とは何か?上のREID0に習うと、二人のメイドさんに、家の仕事を任せるとき、バラバラに仕事をさせるのではなく、同じ仕事を協力させてやるというものになります。なるほど、そうすると、家事は流れ作業のようになり仕事の効率は上がるかもしれませんが、HDDが、壊れやすいのと同様、メイドさんはドジっ子で、いつ皿や花瓶や、ご主人さまに汲んできた湯呑みを割るかわかりません、それでは、この問題どのように解決すれば……と思うかも知れませんが、そんなときのためにREID1(ワン)があるのです。


 


REID1について、
 REID1は二台のHDDに同じデータを一つずつ書き込むことで、データ保持の安全性を高めています。つまりもし、HDDのどちらかが壊れても、常時バックアップをとってあるから、大丈夫というわけです。
 これをメイドさんに応用すると、二人のメイドさんに同時に、同じ仕事をさせるということになります。つまり、ご主人様のお茶を汲むときは、二人同時にお茶汲みをしますから、どちらかが転んでお茶をこぼしても、一人はご主人様に、ちゃんとお茶をお渡しすることができるという画期的なシステムです。
 しかし、このMEID1にも弱点があり、メイドさんがどちらも、ドジらなかった場合、ご主人様は、お茶を二杯飲むことになりますし、二人のメイドが同じ仕事をしていたのでは、仕事の効率が上がらず、わざわざ、メイドさんを二人所有する意味がなくなってしまうというところが、ネックとなり、利用価値はかなり怪しいものになっていますが、メイドさんが二人で同じことをしているところは可愛らしいので、試してみる価値は、あると思います。


 総括、今回解ったことは、やはり、メイドさんとHDDは似ているということです。その中でも特に目を見張ったものは、メイドさんとHDDの扱いについての類似点でしょう。
 HDDはご存知のとおりPCの中では一番壊れやすい部品であり、取り付け等で触る際は、内部のディスクが破損しないよう、衝撃には万全の注意が必要です。それと同様、メイドさんも取り扱いの際には、特に触ったりするときは、メイドさんが痛がらないよう、乱暴な扱いはできません。
 このように、メイドさんもHDDもご主人様には、優しいタッチを求めているようですが、メイドさんの場合に限って、時々激しくすることにも効果が現れる事があるようなので、今後は、その部分についての研究をして行けたらと思います。(萌兄)


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