ここでは、つれずれに描いたものを展示してます。
焼酎の肴はエルフメイドさんの耳を甘噛みして、啜るのが一番だと思う。
いわゆる、社会現象。
兼ねてからのメイドブームに便乗し、ある芸能プロダクションが、青山で御付きのメイドを連れていた主人から、かわいいメイドを買い取り、アイドルに仕立て上げるため、三ヶ月間、山中に幽閉し調教。
そして遂にデビューしたメイド系アイドル、通称『メイドル』。
業界は、この企画がどこまで社会に通用するのか、様子を伺う者と、早めに手を組むものとの牽制合戦で大もめ状態。
私の個人的な不安点とすれば、もしこの企画が失敗に終わったとき、このメイドルの身の振り方はどうなるかという事.メイドに人権が十分に保障されていない以上、プロダクションの備品に過ぎないメイドルがどのような待遇を受けるのか、心配でならない。
「何で、そんな顔してるんだい?こんなに流れ星がきれいだっていうのに。」
「だって、ひどいじゃありませんか、流れ星が流れきる前に、願い事を三回も祈るなんて、時間が短すぎて、どうしたって無理ですよ。」
そう、時間が短すぎるのだ。だから、僕らの願いは何時までたっても叶わないのだ。